Profile
「インタラクション」を求めて。
表現にはそれに適したメディアがあります。
文章、写真、絵画、映像、音楽、造形、建築。
それぞれにそれぞれの役割があり、互いに代え難く、何十年もしくは何百年もかけて磨き上げられてきた表現の形式です。
私が思春期にプログラミングとインターネットから受けた衝撃とは、 詰まるところ「相互性の実現」という革命にあったのだと思います。
中学3年生のとき真鍋大度氏のクリエイションを知ったときの衝撃が今も自分の頭の片隅にあります。
データの流動、そしてそれを媒介する原義としての”Web”。
訪問者はそれに何かアクションをする。
そして、それを変化させる。フィードバックが返ってくる。
インタラクションとは、触れることで対話が始まり、その対話を通じて相互に利益が生まれ、感情が揺さぶられる一連の体験です。
私はインタラクションを志したいと思いました。それは、"触れることで対話が生まれる瞬間の喜び"を、人間に本質的に必要なものだと感じているからだと思います。
手のひらサイズのコンピュータが爆発的に普及し、VRなどのポストメディアが成長を遂げている今でも、私はWebが特別なメディアであり続けていると考えています。
なぜなら、Webは"世界で最も普及しているインタラクティブコンテンツの発信ツール"だからです。
私のように地方に住んでいた人間にとって、美術館やイベントでのインスタレーションは、極めてエクストリームでありながらも、とても希少な存在でした。
ですが、ウェブはこのブラウザという窓を通じて、最も手軽に「相互性」を提供できるメディアであると考えています。
テレビやラジオ、印刷物では実現できないことですが、同時にこれほど多くの人々にその使い方が浸透しています。
この業界に入ってまだ4年ほどの私ですが、Webが持つメディアとしての代え難い特性や、これからの広がりに対して未だにワクワクしています。
Yosei Yamazaki
大学ではUI/UXデザインを専攻しながら、プログラマーとしてインタラクティブな体験コンテンツのプロトタイプ制作を繰り返していました。
私の強み一つは、”デザインに根ざすエンジニアである”ことです。
それは、「思想としてのデザイン」が情報工学に携わる人間にとってもマスターピースであると自覚した上で、自分の手でプロトタイピングを行える力と言い換えることができます。
デザインに根ざしていなくても機能しているシステムは現に存在します。
しかし、デザインとは課題の再認識と調査、そして直感的に感覚に訴え、解決するという一連のプロセスであり、これは普遍的で美しい方法論です。
Webという流れの早い業界の中でも、永く残り、かつ、それを求める人に深く届くようあるものづくりを志しています。
毎日使うサービスでない限り、同じWebサイトを1日に何回も訪問することありません。
その一期一会とも言える接点の中で、サイトの意図を伝えることができるかは、"印象のための一瞬"にどこまでストイックになれるかにかかっていると思います。
それを突き詰めるのは、時に遠回りで、時に多くのストレスを伴います。
ただ、その山を超えた先に、仕事の内にも外にも代え難い感動が生まれはずだと私は考えています。
全員が同じ方向を見なければなし得ない仕事。
0から1を生み出す過程の中で、そのもがきが人の心を震わせる仕事。
"インタラクション"というキーワードを心の隅に秘めながら、その仕事に自分なりの貢献をしたいと考えています。
業務経験:
- デザインやブランディング指向性の強いコーポレートサイト、LPの制作(WordPress,JAMstack等々)
- 2Dアニメーション要素の強いサイトの制作(CSS, JS(GSAP)等)
- 3Dアニメーション要素の強いサイトの制作(Three.js等)
- LAMP環境でのWebアプリケーション開発(WordPress, バックエンド実装等々)
- ECサイトの制作(Shopify, CS-Cart等々) Ï
- ECサイトの機能開発(決済機能、関連商品機能、製品シュミレーター等々)
- サーバー構築(レンタルサーバー、AWS)
- UI設計
- ブランディング、マーケティング設計
実務で主に使用 しているツール:
- Adobe (Ai,Pt,Pr,Ae,Au)
- Figma
- Blender
趣味:
- 楽曲制作、DJ
- 美術館(印象派〜現代美術)
- ハイキング